~SSD(ソリッドステートドライブ)とは~
こんにちは。今回は、SSD(ソリッドステートドライブ)についてぼやきます。
SSD(ソリッドステートドライブ※以下SSD)とはiPhoneでもお馴染みのフラッシュメモリのでっかいばんです。
最近では、ハードディスクドライブの代わりによく使用されてますよ。
Read onlyの映画、映像、画像、配信(ストリーミング)などのWriteが少なく、Readが多いシステムなどに適してます。
今回は、SSDの特性と実際に使用した場合のメリットデメリットをご紹介します!
まずは、SSDの種類をご紹介
SSDの種類は、主にSAS-SSD(2.5インチ)/SATA-SSD(2.5インチ)/SATA-M.2 SSD(棒タイプ)/mSAS SSD(2.5インチ)/NVMe(PCIe) (棒タイプ)の5種類が主なタイプ。
NASでよく使われているのは、 SATA-SSD(2.5インチ)です。
SSDの選択の仕方は2つ!
読み書きの量を考えよう
・大容量で、書き込みよりも読み込みが多いシステムならSSD
→アーカイブやストリーミング向き
・少数クライアントで読み込みが多いシステムなら、 NVMe
→ランダムアクセスや複数のアプリケーションが同時に参照することの多いシステム向き
寿命のことを考えよう
SSDによって書き込み回数の寿命が設定されているので、どれだけ使うかで選択します
ただし、SSDの寿命指標がメーカごとに異なるので注意しましょう。
種類は下記二種類
・DWPD(Data Write Per Day) SSDで1日でセルにどのぐらいデータを書き込めるかの指標
・TBW(Total Bite Written) NVMeでどれだけデータを書き込めるかの指標
さらに、製品保証は寿命保証ではなく、あくまで部品が壊れた時のものです。
つまりメーカの製品保証は前述の書き込み回数限度を保証するものではありません。
では、SSDは、普通のファイルサーバやDBには、向いていないのでしょうか?
下記の左図のように、上部2TBは、更新頻度が高いため、セルの寿命がすぐ来てしまいます。さらに全体の容量内での書き換え頻度にムラがあるので、SSDには適しません。
逆に、下記右図のように、全体的に均等に書き換えが発生する場合にはSSDが適しています。
DBでの利用は、頻繁な書き込みの発生により、寿命が早くなるので注意しましょう!
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by T.K