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QNAP＋NVMeでのメリット

NVMeとは？

NVMeとは「Non-Volatile Memory Express」を略した呼び名です。SSDをはじめ、不揮発性メモリを使用したフラッシュストレージのために最適化された通信プロトコルを指します。

従来のシリアルATA (SATA) は主にHDD用に設計されたものであり、その限界転送速度である6 Gbpsを超えることは出来ず、SSDの性能を制限していました。 NVMeは近代的なCPU、プラットフォーム、アプリケーションの並列性とフラッシュメモリーの低いレイテンシや内部並列性を最大限利用するよう設計され、SATAインターフェースと比較してI/Oオーバーヘッドを低減しパフォーマンスを改善、低レイテンシを可能としました。

近年では、データ処理がより高速であることが求められる人工知能（AI）や、4K映像編集、機械学習用のストレージにおいて、NVMeが活用される機会が非常に多くなっています

マイクロン社製NVMeが搭載

ストレージソリューション分野の新鋭企業であるQNAP社とメモリおよびストレージソリューションに革新をもたらす世界的リーダーであるMicron社がNVMe,SATA SSDオールフラッシュストレージで強固なタッグを組みました。
両社はそれぞれの分野で設計から製造まで自社で完結する専業ベンダーであり、より専門的な観点でNASとフラッシュの検証を重ねています。
（出典：日経クロステックActive：https://active.nikkeibp.co.jp/atcl/sp/b/21/05/20/00487/)

QNAP社が提供するCTO Certified NASモデルはMicron社のNVMe、SATA SSDを採用しQNAP社のフラッシュ対応NASに搭載する事により、圧倒的な高パフォーマンス、高信頼性を実現し、低コスト化に寄与します。

QNAPのオールフラッシュスペック比較参考例

※当社調べQNAP参照URL：https://www.qnap.com/ja-jp/product/ts-h2490fu
条件：IOPSはiSCSI Ramdam(4K）、スループットはSAMBA Sequential(1MB)時の値となります。
RAID構成：RAID50

シングルコントローラーならではの強み

デュアルコントローラの場合、お互いのコントローラで同期をとるため、冗長性は確保されるが、処理のオーバーヘッドが生じてしまい、パフォーマンスが落ちてしまいます。
シングルコントローラの場合はオーバーヘッドがないので、マイクロ秒が重要なレイテンシの要件が高い、高負荷なワークロード向けに最適です。