2021.06.11 構成について

なぜ採用されないRAIDがあるのか
~RAIDにもそれなりの複雑な事情があった!?~

前回、「RAIDとは」ということで代表的なRAIDを紹介しました。
そこを覚えておけば完璧とまでは言いませんが、仕事をする上では、ほぼ問題なかったでしょう。
今回は、前回、紹介されず日の目をあまり見ることがないRAID達を紹介します。
この子たちは、構成のヒアリング時に話にもでないかわいそうな子たちです。
一応、覚えといてあげましょう。。。いつか日の目を見るかもしれません。。。

RAID2

データ本体と保存されているデータがおかしなことになっても、復旧できるようなハミングコード(誤り防止)を保持することで、ちょっとやそっとの出来事ではデータがなくならないけど、懐事情やメンテナンスが大変だから実際にはほとんど使われていない子です。
HDD2本にデータを書き込みするのに、ハミングコード(誤り防止)はHDD3本に書き込みします。
似たような構成でRAID5があります。実際は、RAID5の方が優秀なので、そっちを採用することが多いです。
RAID5が出現する前の「懐事情を崩壊させる金食い虫RAID」です。

RAID3

データ本体と保存されているデータがおかしなことになっても、復旧できるようなパリティビット(誤り防止)を保持することで、ちょっとやそっとの出来事ではデータがなくならないけど今は、RAID5が優秀なので実際にはほとんど使われていない子です。。。
HDD2本にデータを書き込み際、パリティビット(誤り防止)はHDD1本に書き込みします。
似たような構成でRAID5があります。実際は、RAID5の方が優秀なので、そっちを採用することが多いです。
RAID5が出現する前の「 RAID 2よりも効率的なRAID 」です。

RAID4

データ本体と保存されているデータがおかしなことになっても、復旧できるようなブロック単位(誤り防止)を保持することで、ちょっとやそっとの出来事ではデータがなくならないけど今は、RAID5が優秀なので実際にはほとんど使われていない子です。。。
HDD2本にデータを書き込み際、ブロック単位(誤り防止)はHDD1本に書き込みします。
似たような構成でRAID5があります。実際は、RAID5の方が優秀なので、そっちを採用することが多いです。
RAID5が出現する前の「RAID3よりも効率的なRAID」です。

ここで気づいた方もいらっしゃると思いますが、RAID2,3,4が使われなくなった最大の理由はRAID5の登場です。
今後、RAID5に何も問題がない以上は、この子たちは、日の目を見ることがないでしょう。。。たまには思い出してあげてください。
今回でRAIDの話は終わりとなります。
次回は、ストレージの話でお会いしましょう。アディオス!

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by T.U