皆さん
こんにちは、寒さが身に染みる季節になってきましたが、
体調を崩さないように、電気代も高騰してますが暖かくお過ごし頂ければと思っております。

さて、今回はプロセスのお話をしたいと思ってます。

PCやサーバーに於けるプロセスとは、
プログラムが実行される際に内部的にアプリケーションを動かす為の単一又は複数のエンジンの様な役割を持つものです。
Windowsでは”.exe”Linux,UNIXでは”demon”と呼ばれるものになります。
プロセスは１つのアプリケーションに対し、繰り返しになりますが１つ若しくは複数立ち上がります。

このプロセス１つ１つにはCPU、メモリリソースが割り当てられます。

QNAPではリソースモニターでどのアプリケーションに対し、
どの様なプロセスが立ち上がってるか確認する事が出来ます。

QNAPではNASとしてファームウェアを動かすカーネル、システムプロセスとアプリケーションを動かしている
アプリケーションプロセスと大別されます。
カーネル、システムプロセスはNASを動かす上で必須ですが、
アプリケーションについては使用していないアプリケーションをAppCenterからOFFにするか削除することで
CPUやメモリリソースの有効活用が可能となります。
※システムに絡むデフォルトのアプリケーションはOFF、削除は出来ません。

QNAPのプロセスステータスの種類は、
ゾンビ（Zonbie）　中止（Stopped）　実行中（Running）　スリープ中（Sleeping）
となります。
この中で”ゾンビ”プロセスはアプリケーション稼働に必要無くなったプロセスが
そのまま残った状態のプロセスです。
ゾンビプロセスは、CPUやメモリリソースを保持したままで開放しないものも生じてしまいますので、
なるべく少ない数が理想的です。
とは云え、長期間連続稼働をおこなうとゾンビプロセスが累積してきますので、
定期的にリブートする事をお勧めします。
その際にはファームウェアのバージョンアップもおこなって頂ければと思います。

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by T.K