某研究機関 様 「DR(ディザスタリカバリ)対策の強化にQNAPを採用」
導入前の課題
研究データをはじめとした重要な情報の保存のストレージとして元々QNAPを利用しているが、データの保全性を高めるため、メイン拠点には冗長構成によるバックアップ体制を構築した。しかし、2011年の東日本大震災を経験して以降、メイン拠点だけでなく、物理的に離れた場所にデータを分散・保護するDR(ディザスタリカバリ)対策の必要性を強く認識するようになった。
さらに、研究データの蓄積に伴い、データ量は年々増加し続けるため、今後も大容量データを安全かつ効率的に管理・保全するために、バックアップだけではなく、拡張性にも優れたNASが必要となった。
導入のメリット
DR(ディザスタリカバリ)対策の強化のため、QNAPのデスクトップモデル「TVS-1688」を2台導入。通常大容量モデルは固定設置型のラックマウント型が主流だが、「TVS-1688」はコンパクトなデスクトップ型でありながら大容量の保存領域を持ち、物理的な移動や運搬も容易に行えることからこのモデルを採用がされた。
このモデルはSSDが搭載可能で、高速なバックアップ処理が可能なほか、今後のデータ増加に対応できる柔軟な容量拡張性も選定理由の一つだ。
実際の運用では、メイン拠点に設置しているサーバから用途に応じた更新頻度で定期的にバックアップを取るために、「TVS-1688」4台と「TS-h2477XU-RP」2台を所有している。「TVS-1688」のうち2台は月に1度の差分バックアップ用とし、1台はメイン拠点、もう一台は拠点Aへ物理的に移動させて隔離保管する。残りの2台は半年に1度の差分バックアップ用として月に1度の差分バックアップと同様に運用している。また、 「TS-h2477XU-RP」は、データ更新時にバックアップを取り、2台のうち1台のディスクのみを物理移動して拠点Aで保管。この運用を実施することで、仮にメイン拠点で障害や災害が発生しデータが失われた場合でも、別拠点で安全に保管されたバックアップデータから迅速に復旧できる万全の体制を構築することができた。
某製造業 様 「製造ラインの監視カメラソリューションとしてQNAPを採用」
導入前の課題
国内4工場の製造ライン監視では、従来の録画・管理システム(VMS)に限界が見え始めていた。保存容量が小さく、高解像度で長時間録画を続けられないため、重要なタイミングの映像が上書きされて残っていないことがあった。
不良品の原因調査では、各工程をさかのぼって細部まで確認できる映像が必要だが、現状は「画質」か「保存期間」のどちらかを妥協せざるを得ず、品質管理の強化を進める上で制約となっていた。
さらに、高解像度カメラの増設により、動作が重く、不安定になっていった。24時間稼働の製造ラインを安定して監視・記録し続けること自体がリスクになりつつあったため、高解像度・大容量・高信頼性を両立できる新たな監視基盤への刷新が必要となっていた。
他部署ではQNAPを用いた監視システムが安定性と拡張性の面で評価されており、同様の方向での見直しが現実的な選択肢として浮上した。
導入のメリット
4工場それぞれにQNAP製NAS「TS-h1886XU-R2」を導入した。その際、QNAPは200を超えるブランドのカメラモデルに対応していることから、既設のカメラ100台〜120台のIPカメラを流用し、カメラの新規購入コストを大幅に削減。監視・録画にQNAPのカメラ監視アプリQVRpro、閲覧にQVR Clientを採用し、各工場単位で完結する監視体制を構築した。これにより、不良品発生などのトラブル発生時には該当時刻とカメラをすぐに絞り込んで映像を確認でき、原因特定までの時間を大幅に短縮した。品質クレーム時も、対象ロットの製造状況を映像でさかのぼって確認できるようになり、工程内での異常やミスの有無を客観的に把握できるようになった。
また、ライン全体のカメラ位置をマップ上で可視化したことで、管理者は事務所からカメラの場所を把握して監視でき、異常の兆候を早期に把握して現場に指示を出せるようになった。ハードウェアとソフトウェアを複数工場で統一したことで、運用・保守がシンプルになったほか、将来のカメラ増設やストレージ拡張にも柔軟に対応できる基盤が整った。
他にもデータが増えた際、QNAPは拡張エンクロージャ(増設用のディスク筐体)を追加することで、必要なタイミングで保存容量を段階的に拡張可能な為、将来のカメラ増設や長期保管要件の変化にも柔軟に対応できるのもメリットの一つでした。
某大学 様 「専用課題ソフトのデータ格納にQNAPを採用」
導入前の課題
研究データ、課題、教材の共有に専用のソフトウェアを活用してるが、サーバ内ストレージにデータを保存し続ける環境では、データの保全性や急激な増加によるデータ領域枯渇に不安があり、情報処理速度の低下や、それに伴う不具合など、教育現場や研究活動に支障をきたす懸念があった。
導入のメリット
QNAPの導入後、サーバ内に蓄積されていた膨大なデータをQNAP NAS移行し、QNAPのキャッシュ機能を利用して情報処理の大幅な高速化を実現し、以前の環境では考えられなかったスムーズなデータアクセスが可能になった。
また、QNAPは大容量のデータ保存を容易にし、研究や教育でのデータ利用における利便性が大きく向上した。さらに、RAID構築を活用することで、データの多重保護が実現され、万が一の障害発生時にも安心。これにより、安全かつ効率的なデータ管理が可能となり、様々なプロジェクトの円滑な進行が支援された。
A社 様「ランサムウェア対策でQNAPを採用」
導入前の課題
近年、サイバー攻撃の手口がますます巧妙化し、多くの企業や組織が情報資産の保護を強化することを求められている。特に、ランサムウェアの脅威は深刻で、一度感染すると業務が停止するだけでなく、多額の身代金要求やデータ消失リスクにさらされる可能性がある。
しかし、当初利用していた仮想ファイルサーバでは、セキュリティ対策が万全とは言えず、ランサムウェアからの重要なデータの保護には不安が残っていた。このため、より安全で信頼性の高いデータ管理ソリューションの導入が急務となった。
導入のメリット
QNAP製品を導入したことにより、AirGap構成を実現した。この構成により、平常時にはネットワークから物理的に隔離された安全なデータ保存環境を維持しながら、必要な時のみスイッチをONにしてバックアップを実行する。
その結果、ランサムウェアなど外部からの脅威に対して強固な保護が確保され、データの安全性が格段に向上した。さらに、バックアップ作業もシンプルで、時間と手間を大幅に削減でき、業務効率の改善に貢献した。
既存BOX運用を変えずにBCP強化—HBS3バックアップの最適解—
導入前の課題
大手不動産デベロッパー様では、全社データをBOXで一元管理していましたが、過去にBOXのサービス停止が発生した際に主要業務が止まってしまい、単一クラウドへの依存がBCP上の重大なリスクであることが顕在化していました。万一の障害時に迅速に復旧できる代替手段や、社内で確実に保全されたバックアップの確立が急務となっていました。
導入のメリット
BCP対策としてQNAP(TS-h3087XU-RPx1)をバックアップ先に採用し、BOXとQNAP間のデータ同期をHBS3で実施する構成により、クラウド側の障害や一時的なサービス停止が発生しても、最新データのコピーから迅速に復旧できる体制を確立しました。これにより、単一点障害の回避、業務継続性の大幅な向上、RTO/RPOの短縮、ならびに自社管理下でのデータ保全による安心感が得られました。さらに、既存のBOX運用を大きく変えずにバックアップ基盤を追加できたこと、BOXとQNAPがHBS3でシームレスに連携してバックアップできる点が採用の決め手となり、短期間での導入と運用負荷の抑制も実現しています。
このほか様々なケースでQNAPをご導入いただいております。
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